今日は「衣類の臭いの悩み」を解決できる手軽な方法を紹介します。ほったらかしでできる方法なので忙しい共働き家庭やワーキングマザーにおすすめです。それでは見ていきましょう。
電車で生乾き臭がすると不快!
なぜそんなに衣類が臭う人がいるのか?もしかして自分も臭っていないか?不安すぎます。
洗濯物が臭う理由。それは、洗濯機にカビやモラクセラ菌という雑菌が繁殖しており、服に菌が付着。それを悪い環境で乾かしているために、干している間にさらに細菌が増殖して臭いが強くなるという仕組みです。
そしてこの「生乾き臭」は感じやすい人と感じにくい人がいます。生乾き臭に敏感な人はすぐに雑菌に気づいて対策しますが、感じにくい人の場合は雑菌や臭いが発生していることに気づきません。そのため悪気なく悪臭のするお洋服を着て外出してしまうのです。
でも、感じやすかろうが感じにくかろうが悪臭の発生源になりたい人はいないと思います。そこでカビやモラクセラ菌が服で暴れるのを防止する方法を紹介します。
家庭で簡単、生乾き臭対策
①洗濯槽の洗浄
最も効果的なのは洗濯槽の洗浄です。気温が上がる初夏は月に1回以上を目安にしましょう。秋冬は2〜3ヶ月に1回です。柔軟剤や洗濯石鹸を使っている人は、汚れが洗濯槽に残りやすいので多めの洗浄を心がけてください。
洗い方は市販の洗濯槽クリーナーを使い、洗濯機の洗濯槽洗浄コースを使えばOKです。洗濯槽洗浄コースは8時間程度かかる洗濯機もざらなので、夜中や外出中などにするのがコツです。簡単で清潔。ぜひやってみてください。
②素早く乾燥する
生乾き臭の対策で有効なのは素早く乾かすことです。モラクセラ菌は衣類に残ったタンパク質や水分を餌にして増殖します。洗濯後にタンパク質を除去するのは難しいじゃないですか。でも長時間水分に触れさせないことは可能です。素早く乾かして水を飛ばしてしまえばこっちの勝利なのです(笑)ここで有効なのはドラム式乾燥機・浴室乾燥機、除湿機+サーキュレーターの組み合わせなどです。
③洗濯槽の蓋は開けておく
洗濯槽は湿気がとても多いのでカビが増殖しやすい環境です。少しでも乾かした方が良いので使っていない間は開けておきましょう。
毎日まいにち使うので衣類の傷みは少しばかり早いですが出かけている間に乾燥まで完璧に終わります。この楽さをくれるドラム式洗濯乾燥機は、ワーキングマザーな私にとっての何よりも頼れる相棒です。
さらに良いことに、乾燥機能を使うことは洗濯槽をカビが発生しない乾いた状態キープできるということです。モラクセラ菌も増殖しにくいです。これで雑菌臭と無縁の生活を送れます。
浴室乾燥機も便利です。デリケートな衣類を吊り干し乾燥できるので傷みにくいですし、竿なので毛布なども干せて便利です。
乾燥手段が「干す」の一択の方は除湿機とサーキュレーターか扇風機があれば部屋干しでも生乾き臭を防げます。長時間水分が残ったままだといつまでも菌が増殖できる環境を保っていることになるので、それを除湿機で断てばいいのです。
まとめ
今日紹介した雑菌臭対策法はプロが教えている内容を学習した上で、主婦でありワーキングマザーである私が良いところ取りをして実践している内容です。
プロに言わせると物足りないかもしれませんが、一度覚えてしまえば極限まで手間をかけずに雑菌臭を防げる仕組みとして機能します。